子供が4歳前後になると、習い事を何か始めようかと考える人も多いと思います。

ケイコとマナブnet.の2016年習っている習い事ランキングによると、

1位 水泳
2位 英語
3位 ピアノ
4位 体操
5位 塾・幼児教室
6位 サッカー
7位 書道
8位 ダンス
9位 空手
10位 そろばん

だそうです。とっても納得。この中にうちの子が習っているものも、習っていなくても習わせたかったものがほぼ全て入っています。

習い事というものは、子供がやりたがる場合もありまずが、往々にして親が教育熱心だったり子供のためを思ってということで、1つ2つと増えていくことがあります。未来ある子供に「何か習わせたい」と思う親は多いはずです。

習うきっかけは、子供自身がやりたいと言う場合もありますが、テレビで「ピアノと水泳が良い」と耳にしたとか、丈夫な体をつくるためとか、勉強ができる子になってほしい、礼儀作法を身につけてほしい、自分の夢を託す…など、親心が反映されていることが多々あります。

子供が赤ちゃん時代から幼児になって、具体的に何を習わせるか動き出す親は多いと思います。

習い事をスタートしてしばらくは親の方も前向きな気持ちかもしれませんが、数か月、一年…と時を経るうちに、「こんなはずではなかった」と思う事が出てくることもあります。具体的にどんなことか、子供の成長と共に感じていることや気づいたことを書きたいと思います。

親の手伝いが多い習い事

例えば、地域のサッカーや野球など。月謝が安いわりに練習日が多く、チームによっては練習試合なども充実していて魅力的な一方、親の手伝いが多いことがあります。どの程度親が関わるのか、役員の決め方や具体的な仕事内容など、できるだけ詳しい情報を得て実際にできるのかどうか予め検討した方が良いです。夫婦で協力し合えるかどうかも重要ポイントです。

親同士の関係も密になりやすいので、仲良くできればハッピーですが、そうでなかった場合は親の方が精神的にきつくなってしまう可能性もあります。

習い事の先生との相性

言わずもがなですが、先生との相性はとても重要です。考え方が合わなかったり子供本人が先生のことを好きになれないと、行きたくなくなってしまうかもしれません。”習い事から帰ってくると毎回暗い顔…その理由が先生と合わないから”なんて微妙ですよね。ましてや”先生の影響でダンスそのものが嫌いになった”、”運動に対して苦手意識が強くなってしまった”、なんてことになったら悲しすぎます。

逆に、「この先生だから続けたい!」ということもあります。うちの場合がこれで、ちょくちょく挫折しながらも温かく支えてもらい、親子共々たくさん貴重な経験をさせてもらっていると感謝しています。入る前からお友達に「いい先生だよ」と聞いていて、その通りでした。

こんな感じで、可能な限り既に習っている人から様子を聞いたり、体験レッスンがあれば利用すると良いと思います。

何を大切に考えるか

「サッカーを習う」と決めても、どんなチームに入るかによって全く違う生活が待っています。大会で優勝を目指すといった「勝つ」ことに重きをおいているところと、趣味のように「楽しく」を一番に考えているところとでは、同じように「サッカーを習う」といっても、そこから学ぶものや経験することは大きく違います。

また、ここに入ると上手になる、楽しい、という以外にも、上下関係や礼儀作法に厳しいとか、アットホームとか、発表会や試合をするしない、その頻度も含めて、何を大切にしているところなのかを見極めることも大切です。その上でどこを選ぶのか。一長一短ですが、ガッツリやる習い事であればあるほど、子供の人間形成にも大きく影響するので、入る前にどういうスタンスでその習い事を習うのかということは整理しておくといいかなと思います。

兄弟姉妹との兼合い

子供に兄弟姉妹がいる場合などでも状況は変わります。お兄ちゃんの習い事に親の同行が頻繁に求められる場合、幼い弟妹も連れて行くというケースです。下の子もいずれ入るならともかく、本人が嫌がり、夫婦で役割分担できる状態でない場合は、下の子も連れて行かなくてはいけません。その場合、完全に上の子に付き合わせてしまう形になるので、それを踏まえた上でどうするか考える必要があります。お友達やおじいちゃんおばあちゃんの協力は得られるのか、など。

また、長男長女は初めての子ということで、教育費をかけがちです。下の子も同じように習い事をする場合、2倍、3倍とお金がかかります。これで月謝が高かったりしたら、家計に響いてきます。

ママ友の子と同じ習い事にする

習い事によっては、否が応でも子供同士が競うものがあります。子供によっては負け続けることもあって、辛い思いをするかもしれません。でも、ライバルがいることで上達したり、精神的にも鍛えられて、いいことは沢山あります。

ですが、親の方がそのことで酷くやきもきしてしまい、子供にまでプレッシャーを与えるようになってしまうなら考えものです。あげく、このことによってもともと仲の良かったママ友との関係が気まずくなるくらいなら、始めからママ友の子供と違うところを選ぶこともありだと思います。いい話ではありませんが、自分(親)がそういうタイプだったら考えてもいいかもしれません。ご参考まで。

スタートはお得だったけど

”今なら入会金無料” ”教材費プレゼント” などの言葉に背中を押されて習い事を始めるケースもあると思います。ですが、年間の施設費、設備費、教材費などの請求がドーンときたり、月謝が子供年齢と共にじわじわ上がって気づいたら結構な額になっていたということもあります。発表会などの参加費がとても高いというケースもあります。月謝や入会金のハードルが低くて習わせたけれど、これらの費用が高い場合、請求がきて冷や汗をかいてしまうかもしれません。

勉強との両立

学校の勉強が難しくなって、「ついていけない…」「先のことを考えて勉強に力を入れなければ。」「中学受験をしよう」となれば、塾に行くことになるかもしれません。だからといってそれまでしていた習い事を辞めずに塾を増やすということをしていると、子供がホッとする時間や遊ぶ時間がなくなっていきます。浅く広くやって、いつも疲れ気味、どれも身にならないでは、習っている意味もなくなってしまうので、よくよく子供と話し合って決めることが求められると思います。

振替や休会

習い事によって、振替や休会がしやすいかもあります。小さい頃は病気になりやすいので、月謝が高い場合、振替が全くできないとなると痛いですし、団体競技の場合だと休みづらいこともあると思います。子供が風邪をひきやすかったりしたら、お休みに対して寛大なところを選んだ方が、気持ち的に楽だと思います。

ただ、振替ができるからといってしょっちゅう休んでは振替える…を安易に繰り返すのは、先生に負担が生じてしまいそうです。振替可ということは、先生の善意であるという気持ちを忘れてはいけないと思います。

送迎

上記のことをふまえてどこで何を習うか考えていくと、場合によっては近隣ではなく車の送迎が必要となってくる場合も出てきます。遠くても親子共々気に入ったところで習うことはベストだと私も思いますが、弟妹がいて別の習い事がしたいとなったら、あっち行ったりこっち行ったり送迎だけでも一仕事になってきます。旦那やお友達のママと協力し合えるかが鍵になると思います。

たかが習い事?されど習い事

幼児の時から習い始めたものは、親の思いが反映されていることが多いです。でも、子供が大きくなるにつれ、子供自身が別のことをやりたがり、辞めることもあると思います。

そうはいっても、スポンジみたいに吸収していく幼い頃に学んだことは、その子自身をつくっていく要素の一つになることは間違いないと思います。

例えば、私の周りにいる2歳くらいから英語を習い始めた子は、英語の発音は良いし、リスニング力も優れています。野球では、バットになかなかボールが当たらなくても、体力がつき、足が速くなった子もいます。水泳で、記録が伸びることが喜びになって、練習を頑張るといいことがあると学んだ子もいます。バレエの発表会で、人前で表現する喜びを経験した子もいます。

途中で辞めることになっても、それまで経験したことはだなと思います。

長く続けたものは、財産になります。私の友達でも、幼い頃から習っていた習い事を活かした仕事をしている人が、何人かいます。

大げさですが、習い事って親の愛かなとも思います。習っている本人だけでなく、親の支えもあります。だから、何を習うか決めた後、どこで習うかまで、直観を大切にしつつ、ある程度慎重に決めた方がいいなと思います。